転移するがん|腰部脊柱管狭窄症は早期に治療を受けることで軽い治療で完治できます
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腰部脊柱管狭窄症は早期に治療を受けることで軽い治療で完治できます

転移するがん

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日本における死因の上位を占めることの多いがんの中でも治療が困難であると言われるすい臓がんは、従来から高齢である程罹患率の高いがんであることは知られていましたが、欧米諸国と比較して日本では発症率の低いがんでした。 しかし、太平洋戦争後の高度経済成長期を経た1980年代には欧米諸国並みのすい臓がん罹患率になりました。これはすい臓がんの発症因子と考えられている糖尿病や肥満、喫煙等が日本人の食習慣や生活習慣の変化と共に影響したと考えられています。そのため、1990年代以降も緩やかな増加傾向が続いて、世界的に見て有数のすい臓がん人口の多い国となっているのが現状です。依然として早期発見が難しいため、意欲的な研究が続けられています。

すい臓は全長20cm細長い臓器で、胃の後背部に位置しています。周囲には胃は勿論、十二指腸や胆管、腎臓や大腸等の各種臓器や大動脈等の血管と隣接しています。すい臓がんは早期発見が困難なため、発見されると周辺の諸臓器に転移していることが強く疑われます。また、血流の乗って隣接していない諸器官への転移も疑われます。 そのため、外科手術における切除に成功しても転移したがんによる再発が珍しくないがんであることが知られています。また、転移していることが多いすい臓がんの治療方針を決めるためには、すい臓に対する血液や画像、組織等の各種検査による診断だけではなく、周辺臓器への転移の有無を十分に調べた上で行う方が良いと考えられています。